第五十九回「テレビを消しておやこんぼ!」が開催されました。
今回はおやこんぼカードの裏面に注目してみましょう。
「テレビを消しておやこんぼ」とは「親子がふれあう時間の大切さ」を伝える「おやこんぼプロジェクト」の一環です。 テレビを消す日をつくることで・・・ ①家族がふれあう時間をつくます ②父親の育児参加を促します ③子どものこころに大切な思い出を残します
と、とても大切な言葉が書かれています。『おやこんぼ』という活動の意味を簡潔にまとめてある文章なのです。
幼稚園に通う子どもの家族に幼児教育の一番大切なことを伝えていくために、この活動を実践しています。テレビを消すことはあくまでも手段の一つです。目的ではありません。テレビを消して家族で過ごすことによって生まれて来るとても大切な時間にみんなで気づいて、より楽しい家庭として過ごしましょう。
そして<わがやのおやこんぼルール>を記入する欄があります。
『おやこんぼ』に取り組むにあたっての、家族の決まりを作りましょう。
- みんなでそろって「いただきます」!! いつもは帰宅が遅くなってしまうお父さんもこの日は何とか早く帰ってみんなでご飯を食べましょうという素敵なルールですね。
他にも色々と書いてあるので紹介しますと・・・
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- 15日はお父さんとおふろにはいる。 もちろんお母さんとはいるのも楽しいけれど、特別な日として一緒に入ることにしているのでしょうね。
- ニコニコ時間を増やします♡ 家族にとって笑顔の時間が一番大切です。みんなが楽しい時間になるように意識することが本当に大切ですね。
- 本を一緒に読む。 このご家族は毎月15日のカードに本を読みましたと記入してあります。特別に色々な事を考えなくてもいい事を理解して取り組まれています。親が子どもに絵本を読んであげることは大切です。
- 親子で歌を一曲歌う。 その家族の歌の時間を想像するだけて楽しそうですね。私も小さい頃に親に歌ってもらった曲をずっと忘れないでいます。
- 親子でたくさんお話して、たくさん笑う!! 親子の会話は当たり前と思われがちですが、テレビやゲームに子守りをさせて、静かにしていればお利口さん!という間違った意識の大人もいると聞きます。親子でたくさん話をすることこそがその繋がりの証ですね。
- 外でたくさん遊ぶ。 身体で感じる喜びはまずは遊びから。外遊びの記憶は様々です。季節や環境・相手や内容によって計り知れない広がりを持っています。いっぱい遊んだ記憶が宝になりますね。
このようにそれぞれの家庭できまったルールはどれも大切なことばかりです。積極的に取り組まれる家庭が一つまた一つと増える度に、この活動の意義がジワジワと広がっていると嬉しく感じます。